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GATU:S38年生まれ。7歳の男の子と5歳の女の子の父。岩手県盛岡市在住私が心惹かれた言葉を羅列します。

『森案内』

 人は遠く離れてしまった森を、貴重な、珍しいなどといった人間の作った価値観で理解しようとする。なんだかそれは、森の外をめぐりつつも決して森の中には入ってゆかない、どこまでも整備しつくされた登山道のようだ。

細川 剛著 写真集『森案内』より

太字:GATU


矢巾町赤林山にて

『モモ』

 「ぼくはもうお話のレコードを11枚も持っているんだ。」と、小さな男の子が声をあげました。「好きな時にいくらでも聞けるんだ。まえには、仕事からかえってきたパパが、夜いつも自分で話してくれたんだけどね。あのころはよかったな。でもいまじゃ、パパはいないんだ。いても、くたびれてて、お話をしてくれる元気がないんだ。

ミヒャエル・エンデ作 大島かおり訳『モモ』より

太字:GATU

滝沢村森林公園にて
滝沢村森林公園にて

『センス・オブ・ワンダー』

「子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激に満ちあふれています。残念なことに、わたしたちの多くは大人になる前に澄みきった洞察力や、美しいもの、畏敬すべきものへの直感力をにぶらせ、あるときはまったく失ってしまいます。
 もしもわたしが、すべての子どもの成長を見守る善良な妖精に話しかける力を持っているとしたら、世界中の子どもに、生涯消えることのない『センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性』を授けてほしいとたのむでしょう。
 この感性は、やがて大人になるとやってくる倦怠と幻滅、わたしたちが自然という力の源泉から遠ざかること、つまらない人工的なものに夢中になることなどに対する、かわらぬ解毒剤になるのです。」

     レイチェル・カーソン 『センス・オブ・ワンダー』
上遠恵子訳 新潮社より

太字:by GATU


滝沢村森林公園にて

『遙か彼方で働くひとよ』

『本田さんのページを読んでいたので、やはり手術の種類と名前はきちんと言ったほうがいいなぁと思いました。とにかく自己紹介しまくってしまいました。術前の点滴をしてくれる人、取り替えてくれる人、血圧を計ってくれる人、抗生物質の注射を打ってくれる人……。すべての人に「左卵巣嚢腫の手術をします、***です。」何度言ったか……(笑)。
でも、帝王切開の人や普通分娩、他の手術の人など、いろいろいるわけですから、「あなた、わかりやすいわね。」と助産婦さんのおばあさんに誉められてしまいました。』

   『ほぼ日刊イトイ新聞 -遙か彼方で働くひとよ。』  
手紙71 ミスを防ぐために・その後』 より


滝沢村森林公園にて

『子どもへのまなざし』

 私たちは、今日(こんにち)、どうしたら人と一緒にくつろげるかということを、多少、努力をしてでも、こころみるべきだろうと思います。子どもを連れて家族だけで小旅行をするとか、動物園にいくというのは、確かに気楽で気兼ねがないです。けれども、そうではなくてお隣の家族をさそっていくとか、親が兄弟同士だと子どもにとっては、おじさん、おばさん、向こうの子どもは従兄弟になるわけですが、そういう親戚の家族といっしょに、でかけてみるということも必要ではないでしょうか。

佐々木 正美『子どもへのまなざし』より

太字:GATU

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